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リモートワークが増えて、カメラやマイクを繋ぐとUSBの数が足りなくて困ってるよ…
USBハブでおすすめはないかなぁ。
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特にミニPCやノートパソコンだと、USBの数が少なくて困りますね!
主にUSBは「キーボード」「マウス」「Webカメラ」「マイク」「USBメモリ」などに使用しますが、ミニPCやノートパソコンでは多くても3~4つしかありません。
デスクトップパソコンでも、配線がまとまらずに見た目が損なわれたり邪魔になったりすることもあります。
そんな問題を解決してくれるのがUSBハブです。
USBハブと言っても色々な種類があり、自分に合ったUSBハブを見つけるのは大変だと思います。
今回はUSBハブを選ぶポイントとおすすめのUSBをご紹介します。
USBハブとは?
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USBハブとは、パソコンのUSBポートを増やしたりSDカードを使えるようにしたりする機器のことです。
一口にUSBハブと言っても電源供給タイプが違ったり、USBポートの種類が違ったりするので自分自身に合ったUSBハブを選ぶ必要があります。
USBハブの選び方
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USBを選ぶポイントをご紹介します。
USBハブの選び方 おすすめポイント
・電力供給方法
・ポート数
・USB規格
・接続端子の形状
・USBハブに搭載されるポート種類
おすすめポイント①:電力供給方法
USBハブの電力供給方法は2種類あり、「バスパワータイプ」と「セルフパワータイプ」に分かれます。
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バスパワータイプは、USBハブをパソコンのUSBポートに接続するだけで動作します。
サイズもコンパクトで、外出先やノマド向けで手軽に使えておすすめですが、プリンター等の消費電力が高い機器を接続する場合は電力不足で動作しない可能性があるので注意が必要です。
セルフパワータイプは、USBハブをACアダプター使用してコンセントから電力供給を行います。
USBハブに直接電力供給しているので、消費電力の大きなプリンターや外付けハードディスクなど複数接続しても安定した動作を得ることができます。
自宅や会社などでの使用で持ち運びする必要のない人におすすめです。
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おすすめポイント②:ポート数
USBハブの接続ポート数は、20個以上接続できるものもあります。
必要なUSBポート数は人それぞれですが、接続する機器の数に合わせてUSBハブを選びましょう。
ただし、注意したいのはポート数が増えるとUSBハブのサイズも大きくなるということです。
ノートパソコンでUSBポートが少ないからと言ってポート数が多い物を選び、持ち運びに困ることになり兼ねません。
逆に小さい物を選び、ポート数が足りなくなって面倒な機器の入替作業が必要になることもあります。
自宅や会社で使う場合は、ポート数が多く大きい物を選んでも問題ありませんが、外出先でも使用する場合は適切なサイズのUSBをおすすめします。
おすすめポイント③:USB規格
データ転送速度はUSBの規格で決まります。
USBメモリや外付けハードディスクを使用して、大きなデータ転送をしたい場合は転送速度の速いものがおすすめです。
- USB3.1 Gen2 : 10Gbps
- USB3.1 Gen1(3.0) : 5Gbps
- USB2.0 : 480Mbps
現在は3つの規格があり、USB3.1 Gen2が最もデータ転送速度が速くなります。
データ転送速度が速くなれば作業効率が上がるので、USB3.1 Gen1(3.0)以上のUSBハブをおすすめします。
おすすめポイント④:端子の形状
パソコンと接続するUSB端子のコネクタの形状は主に2種類に分かれます。
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Type-A
ほとんどのPCが対応しているので、Type-Aを選んでおけば間違いありません。
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Type-C
主に最近のiPadやMacBookに使用されています。
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自分のパソコンと接続する端子に合わせてUSBハブの接続端子を選んでね!
おすすめポイント⑤:USBハブに搭載されるポートの種類
USBハブに搭載されるポートの種類は様々あり、大きさによって異なります。
用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
・USB Type-C
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USBハブには必須ポートの2種類がほとんど搭載されていますが、中にはType-AのみのUSBハブもありますが、Type-Cも搭載されているUSBハブの方が便利なのでおすすめです。
・HDMI
・3.5㎜ジャック イヤホン/マイク
・Power Delivery(PD)
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SDカードスロットはアクションカメラや写真を撮る人におすすめです。
また、サブディスプレイを置きたい人、イヤホンやマイクを使いたい人には3.5㎜ジャックが付いたUSBハブがおすすめです。
・Display Port(DP)
・LAN
・SSDエンクロージャー
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拡張性を高める便利なポートは自宅や職場で使う場合に便利です。
サブディスプレイなType-Cで対応できますが、古いモニターになるとVGAかDPにしか対応していない場合があります。
また、SSDエンクロージャーがある場合は、わざわざ外付けハードディスクエンクロージャーを買う必要がなく、SSDを拡張できるのでおすすめです。
USBハブ おすすめ5選
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ここからは、用途別でおすすめ5選をご紹介します。
持ち運びに便利なUSBハブおすすめ5選
外出先でも手軽に使えるバスパワータイプのUSBハブのおすすめをご紹介します。
- USB3.0 Type-Aポートと3つのUSB2.0 Type-Aポート。最大5Gbpsの超高速伝送速度
- OTG機能。スマートフォンに直接接続します(OTG機能をサポートする必要があるデバイスの場合)
- USBメモリ、ハードディスク、マウス、キーボードを接続するために4つのポートを同時に使用できます
- 人間工学に基づいたデザイン。ミニデザイン、スムーズで持ちやすい
C-809 Mini Type-Cハブ4 in 1 3ポートUSB2.0 1ポートUSB3.0 HUBスプリッターUFD 5Gbps高速ドッキングステーション充電用USBアダプターコンバーター
- USB3.0 Type-Aポート3つ。最大5Gbpsの超高速伝送速度
- SD/TFカード共に最大512GBまでサポート
- USBメモリ、ハードディスク、マウス、キーボードを接続するために4つのポートを同時に使用できます
QGEEM QG-UH05-2A 5-in-1 USB A HUB LEDインジケータードッキングステーションアダプター、USB3.0 * 3 /メモリカードリーダー付き
- USB3.0 Type-Aポート2つとType-Cポート
- USB Type-CポートはPower Delivery(PD)対応
- 4K アウトプット対応
- コードレスでPC本体にドッキング
Bakeey 5-in-1 USB-CドッキングステーションスプリッターMacBook HUBコンバーターアダプター、USB-C PD電源供給付き* 1 / USB3.0 * 2 /メモリーカードリーダー
- USB3.1 Gen2ポート4つ搭載で高速転送
- アルミニュウムシェルを使用した質感の良いシンプルなデザイン
POCKETEK HC421 USBType-Cハブドッキングステーションアダプター4個付き* USB3.0はiPhone12用タブレット用の複数のデバイスをサポートPro最大SamsungギャラクシーノートS20ウルトラHuaweiメイト40OnePlus 8 Pro
Bakeey 14 In 1
・USB3.0 Type-A×5
・Power Delivery(PD)×1
・HDMI×2
・VGA×1
・最大10W ワイヤレス充電対応
・3.5㎜ オーディオジャック
・SDカードスロット×1
・TFカードスロット×1
・LAN
・バスパワータイプ
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- USB3.0 Type-Aポート5つに対応し、様々なポートを搭載
- USB Type-CポートはPower Delivery(PD)対応
- 映像出力はHDMI、VGAに対応
- 最大10Wのワイヤレス充電対応
特におすすめなUSBハブ
動画や写真、ファイルなどで容量の大きいデータ転送が多い方は、USB3.1 Gen2を搭載したPOCKETEK HC421がおすすめです。
コンパクトで拡張性を求める方はワイヤレス充電対応のBakeey 14 In 1がおすすめです。
拡張性を高めるUSBハブおすすめ5選
ミニPCやデスクトップの拡張性を高め、持ち運びもできるUSBハブのおすすめをご紹介します。
- USB3.0 Type-Aポート2つ、Type-C2つに対応
- 机への埋め込み型
- USB3.0 Type-A×2、Type-C×1、TFカードス×1、SDカード×1の別バージョン有り
WDXデスクトップUSB3.0Type-Cハブ多機能ドッキングステーションSDTFカードリーダーエクステンダートランスミッション充電スプリッター
BlitzWolf®BW-TH14 15-in-1
・USB2.0 Type-A×2
・USB3.0 Type-A×4
・Type-C PD3.0×1
・Type-C データ転送×1
・Display Port(DP)もしくはVGA×1
・HDMI×2
・Type-C (ホスト)×2
・3.5㎜マイク/イヤホン ジャック
・LAN
・セルフパワータイプ
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- USB3.0 Type-Aポート4つ、USB2.0 Type-Aポート2つの充実したUSBポート
- PD対応、データ転送対応のType-C
- HDMIを2つ搭載し複数画面への出力対応
- 持ち運びできるコンパクトサイズ
BlitzWolf®BW-TH1415-in-1USBCドッキングステーションHD4Kトリプルディスプレイ5Gbpsデータ転送1000Mbpsイーサネットポート100W電力供給ステレオオーディオ出力およびワイド
BlitzWolf®BW-TH1318-in-1
・SSDエンクロージャー
・USB2.0 Type-A×2
・USB3.0 Type-A×3
・Type-C PD3.0×1
・Type-C データ転送×1
・Display Port(DP)もしくはVGA×1
・HDMI×3
・TFカード×1
・SDカード×1
・3.5㎜マイク/イヤホン ジャック
・LAN
・セルフパワータイプ
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- SSDエンクロージャー搭載
- USB3.0 Type-A3つ、2.0Type-A2つ、更にType-Cを搭載
- HDMIのHDMI1は4K/60Hzに対応し、他は4K/30Hzに対応
- TF、SDカードにも対応したオールインワン
- 持ち運び可能なコンパクトサイズ
BlitzWolf®BW-TH1318-in-1USBCドッキングステーション(M.2 SSDエンクロージャー付き)4倍ディスプレイSD / TFカードスロットRJ45イーサネットポート100W電力供給
BlitzWolf®BW-TH12 14-in-1
・SSDエンクロージャー
・USB3.0 Type-A×4
・Type-C PD3.0(87w / 100w) ×2
・Type-C データ転送×1
・Display Port(DP)もしくはVGA×1
・HDMI×2
・3.5㎜マイク/イヤホン ジャック
・LAN
・セルフパワータイプ
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- SSDエンクロージャー搭載で最大2TBまで対応
- USB3.0 Type-Aを4つ、Type-C
- デュアルパワーモード:DCポート:ドッキングステーションの充電/ USB-C PD3.0:ラップトップを最大87Wで充電します
- 持ち運びできるコンパクトサイズ
BlitzWolf®BW-TH1214-in-1ドッキングステーション(M.2 SATA 3.0 NGFF SSDエンクロージャー付き)HD 4K / 60HZトリプルディスプレイUSB3.0 1000Mb / sRJ45イーサネットインターフェイス
QGeeM 14 In1
・USB3.1 Type-A×3
・Type-C PD3.0×2
・Type-C ×1
・Display Port(DP)×2
・HDMI×2
・3.5㎜マイク/イヤホン ジャック
・TFカード×1
・SDカード×1
・LAN
・セルフパワータイプ
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- USB3.1 搭載でデータ転送スピード10Gbps
- Display Port1(DP)使用で5K表示可能
- HDMI2つ、Display Port(DP)2つ使用で最大4画面へ拡張可能
- 薄型で省スペース利用が可能
特におすすめなUSBハブ
どれも拡張性が高くおすすめですが、ミニPCやデスクトップで使用することを考えると、将来的にストレージの拡張が必要になる可能性が高いのでSSDエンクロージャー搭載がおすすめです。
ガチガチに拡張性を高めたい場合は、最大4画面への拡張が可能なQGeeM 14 In1がおすすめです。
Display Port1を使用で5Kでの表示も可能なので映像編集にもおすすめです。
最後に
「ノートパソコンを買ったけど、デスクトップのようにUSBポートが多く欲しい」
「リモートワークでカメラやマイクを使うことが増えUSBポートが足りない」
USBハブは一つ持っておくと、拡張性が高まり持ち運びも出来て便利です。
今回、ピックアップした製品は拡張性もあり外出先でも使えるおすすめのUSBハブです。
どのUSBハブを買えば良いか迷った方は、もう一度「USBハブの選び方」を参考にしてみてください。